アワビのさばき方とあわび料理

あらう

1.あらう


あわびを水洗いして塩を多めにまぶし、タワシなどでこすって磨きます。 やわらかい身は手でもみ、そのあと水で洗い流します。

貝柱はずし

2.貝柱をはずす


まず、あわびの貝の穴が左側にくるように左手で持ちます。 真ん中に貝柱があるので、 貝殻の薄いほうからスプーンの柄などを差し込んで殻と貝柱を離します。 貝殻の丸っこく厚いほうには肝がありますので、差し込む方向に注意。 あまり深く差すと肝を傷つけるので、注意しましょう。
身をはがす

3.身をはがす


端を持って貝柱がきれいに殻からはがれているか確認しながら、 身をはがしていきます。 写真の左に見えている、白い膜の中に肝があります。 身が完全にはがれたら、殻に残った白い膜を 手で殻のふちをなぞるようにして、 殻から肝をはずします。
ワタをとる

4.ワタをとる


あわびの身の先のほうには、黒い口があります。 これは硬いので両脇にV字に切り込みを入れて取り除き、 ワタと一緒に取り除きます。 身の裏側には砂が付いていることがあるので、 これをふき取れば下ごしらえは完了。
あわび刺身

あわび刺身


横(長い方)に浅く切り目を入れ、そのあと縦に薄く切っていき、盛り付けます。